身体障害者も外へ出よう

私は脳溢血の後遺症で、左は半身に麻痺が残っている、身体障害者です。

私は、障害者になる前は、バリバリのスポーツマンでしたが今では、スポーツも選ばなくてはいけません。

 

障害者になってもそんなに意識はしていなかったのですが、

退院後は、デーサービスと、障害者支援施設に通っていますが、

施設の指導員の方が、子供の障害者のスポーツ大会を見に行って、涙したという話を聞いて、

私も障害者なのだと、はっきりと意識したのです、

 

それから、障害者ができるスポーツサークル的なところを市役所などを通して探して、

今所属している、身体障害者福祉協会と、巡り合ったのです。

 

そこでは、年中行っているスポーツは、サウンドテーブルテニスと言う卓球なのですが、

これは、視覚障害者が、主の卓球なのですが、

身体の障害者も一緒に行うことが出来るので、一緒に行っています、

 

目の見えない方たちが、鈴の様な音を頼りに行うのですが、凄いのです、

僅かな音だけを頼りにボールを追う姿に感動と可能性を感じたのです。

そうして、団体に所属して、今は、役員の端くれですが、お手伝いをしているのです。

 

今私は62歳ですが、障害者団体に所属している方たちは、みな、高齢者が多いのです、

若い人は、いません。

若い障害者も、いるはずなのに、なぜ出てこないのでしょう。

家に閉じこもっているのでは、世の中良くなりませんよ、

虐待防止法が出来て、街に出やすくなっているのですから、

大いに外へ出て、社会との関わりを持つことで、

健常者が、障害者を理解してくれるようになるのです。

 

駐車場に、車いすマークの障害者用の駐車スペースが出来たころには、

関係のない車が良く泊まっていたものですが、

最近は障害者マークを付けた車しか止まっていないようになりました、

このことは、私達が、社会に出ることで、

障害者を理解して来るようになってきたことの表れなのではと思います、

そうして、社会にでて、健常者と関わりを持つことにより個の様に、

少しづつ、少しづつですが、前へ進んでゆくのだと、私は思うのです、

 

障害者が、社会で、保護されているからと言って、そのことを,強要しようなどとは思いません、

無理なことは無理なのですから、たばこと同じで、

たばこの吸える所でしか煙草を吸わないのと同じように、

車いすが、入れないところに、無理に、入れろとなんて思っていないのです、

盲導犬だって、無理なところへは、入りませんから、

そうして、少しづつ健常者と、社会に障害者が、居ることを知ってもらいたいのです。



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