自分は身体障害者の4級の手帳を持っています。
障害は手と足にあります。
自分の場合は先天性です。
小さいころが自分が人とは違うとは思っていませんでした。
みんながこういう風なんだと思っていました。
しかし、大きくになるにつれて人とは自分が違うんだということに気がついたとき、
とてもショックだったのを覚えています。
障害があるため幼稚園からいじめられないようにと宗教のある学校に入りました。
しかし、現実は甘くなくみんな始めは偏見な目で見てきましたし、
色んな質問をされたりもしまいました。
泣きそうな質問ばかりでしたが、一生懸命こらえて答えていました。
1番ショックだったのは自分の血のつながったいとこに会うのに包帯を巻いていたことです。
いとこには内緒でした。
いつも会うたび怪我をした振りをしていました。
それが小学校まで続きました。
あまりにも我慢できずに自分から見せたらいとこに反応はびっくりしていてショックでした。
変なものを見たかのように。
そのあと母に怒られたのを今でも蘇ってきます。
中学に入りやはり障害のことで期間は短かったですがいじめられたりもしました。
高校や短大時代はいじめられることもなく過ごしてきました。
障害があるためか社会に出るのが怖くて就職活動をすることなく、短大を卒業しました。
出てすぐにバイトを始めました。
パン屋さんで始めたのですが、それがよくなかったのです。
ある日レジを担当していたのですが、ある女性のお客さんがこそこそと話しているのです。
何を話しているのかなって思ったのですが始めは気にしてなかったのですが、
段々気になってきたのでお客さんを見ていたら、
どうやら自分の手のほうを見てこそこそと話していました。
やっぱりなって思いました。
大人になってそういう反応がなかったので、とてもショックで
そのバイトをほかの理由をつけて1週間でやめてしまいました。
親には食品系の仕事は無理だと言われていたのに
自分で選んでしまったので失敗したなって思いました。
親はすぐ辞めてしまうだろうなって思っていたみたいです。
それから、バイトなどすることが怖くなり親の会社の手伝いをすることにしました。
親の進めもあり偏見のないアメリカに行きました。
アメリカではほんとに障害者に偏見がありませんでした。
ですがが言葉の壁にぶつかり住むことができませんでした。
日本はまだまだ身体障害者に対してたくさんに偏見などがあると思います。
その偏見がなくなる世の中が早くきてくれたらいいと思っています。
アメリカのように障害者に対しての偏見がなければ
障害者の人たちも暮らしやすい日本になるのではないかと思います。