視覚障害の知人

私の知人で視覚障害の方がおられ盲導犬と暮らしています。

その方はポジティブな方で見えない分五感が優れており、苦労されたと聞きました。

 

ご結婚もされご夫婦が視覚障害があり、なんでもご自分たちでされ

私たちは見えないからと言って可哀そうでもないし出来ないと思っていない

といわれました。

 

結婚して子供ができたときは周囲から猛反対されたそうですが、

自分たちで考えたうえで出産されたそうですが、

見えない分表情が分らないので初めの時は全くわからなかったが、

声などの違いでおむつななか、ミルクなどかわかるようになったといわれていた。

 

ただどうしても自分たちだけではできないことも子供が大きくなればでてきたそうで、

福祉サービスでヘルパーさんなどを利用されながら子育てをしていた。

 

心配したことも多く自分たちが視覚なので子供も視覚障害になるのではないかとか、

両親が視覚障碍者なのでいじめにあうのではないかとかなど心配されたそうですが、

子供さんには視覚障害もなく、いじめにも会うこともなく大きくなられた、

ただ自分が幼い時はいじめにもあいなぜ自分だけがみえないのだろうかとか、

学校も、仕事も自分には何もできないと思われたそうですが

盲導犬のことを知り希望が持て盲導犬を希望され盲導犬をもらうことができ、

盲導犬が来てから世界が変わり自分の行動範囲が広くなり、

旅行も行けたり外出も増えたり盲導犬が来たことで健常者とのかかわりが増えた。

 

視覚障碍者の人のすべての方に盲導犬がいきわたればいいのだろうけど

なかなかすべての方に盲導犬がいきわたるのは難しく制度を何とかしてほしいといわれる。

視覚障害があって今はよかったといわれる。

 

障害があってもできることはたくさんあるので

障害者はかわいそうとかできないとかという目で見ないでほしいし

みんなと同じことができるとわかってほしい。

障害があっても仕事して子育てもでき生活できることを証明したいと話されている

自分たちみたいに周りが分ってくれる人ばかりでないから

周りの人の理解も大切だと思うしこれから世の中がかわればうれしいと話される。

 

こどもも今では結婚して家庭を持っているので

子供ができたときに障害者でも何も思わないといいな思うし

そうなってくれることを期待していると話される。

 

障害者でみんなには見えない世界が見えることが今ではうれしい事です

と見えないことに感謝しているぐらいだともいい

これからも夫婦で見えないことを楽しんでいくとはなされている。



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