身体障害者でも働ける環境を探そう

私は脊髄小脳変性症という難病にかかり、身体障害者です。

10年前位から体に異変を感じ、

歩く時にふらつく、しゃがむとコロンと転んでしまうなど異変を感じていましたが、

血圧が高いせいだろうと病院にもかかりませんでした。

 

でもその後腎臓を悪くし大学病院に入院した時、

症状を先生に相談して、MRIを撮ってもらいました。

結果、脊髄小脳変性症の疑いがあると言われ、

退院後は脳神経内科に半年通院しましたが、

先生は薬を処方することもなくただ問診するだけでした。

 

半年経ったとき先生に近くの病院に転院すると伝え、

近くの脳神経内科がある大きな病院に転院しました。

 

MRIの画像を見た先生は脊髄小脳変性症に間違いないと診断書を作成し、

これを保健所に持っていって国に認定されれば、

薬代が安くなると言われ役所の保健課に持っていきました。

それと障害者手帳も持っていた方がいいと言われ、その申請もしました。

 

結果、両方の申請とも認定され、現在障害6級の手帳を持っています。

手帳を持つと何の役に立つのかわかりませんでしたが、

説明をよく読んでみると自動車の毎年の税金が無料になり、高速代も半額になりました。

電車の乗車賃も半額です。

しかし、病気のおかげで会社は解雇になりました。

 

その後身体障碍者を雇用する会社を2社勤めましたが、

どちらも体力が続かなく1年半位で退職しました。

 

その後ネットで何かいい仕事がないか障害者向けのサイトをいろいろみましたが、

その時NPO法人で障害者在宅就労支援センターというのを見つけ、

隣の県でしたが電話して相談してみました。

結果その在宅就労支援センターでお世話になることになり、

毎日4時間の訓練を自宅でネットを使用して受けています。

 

主な訓練内容はまずパソコンに慣れるという事でした。

在宅での就労はネットを使用してのパソコンの仕事になります。

幸いパソコンに慣れていて、いろいろな関連資格を持っていた私は、

すぐに訓練に慣れていきました。

 

主な訓練内容は、塾のテストの採点をパソコンで行う、

ホテル利用客の顧客データの登録、

講演会や県・市議会の会議内容のテープを文字に起こすテープ起こし

などが主な内容です。

その外にもいろいろな案件がある時にパソコンで行う作業が発生したりしています。

 

私の病気は見た目には障害者と分からないような病気なので、

外に働きに行くと最初はいいのですが、

だんだん健常者と同じ扱いになり体力的無理だと分かっていますので、

在宅で自分のペースで仕事が出来るのが一番いいと思っています。

 

今は1億総活躍と政府は言っているので、

障害者でも手が動けば何かしらの仕事が見つかる時代になっていると思います。

私も訓練が終了して就労につくことが出来るまで、

あと1年訓練を受けないといけないので頑張ろうと思っています。



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