障害認定されて思うこと

わたしは身体障害2級の手帳を持っています。

障害名は「関節リウマチによる両上肢機能の著しい障害」というものです。

 

関節リウマチのために仕事を辞めざるを得なくなった時に通院していた病院の先生に

障害認定してもらえるか確認したのですが、その時は無理だろうと言われました。

それは「4級ぐらいだから認定してもらったところであまりメリットはないだろう」という意味だったのですが、

家族が色々調べたところたとえ4級だったとしても何かしらのメリットがあるということが分かったので、

役所で事情を説明して申請の書類をもらい、

何級でもいいので認定してもらいたい旨を担当医に伝えて診断書を書いてもらいました。

 

役所でも年金事務所でも

「病院の先生が無理だと言われた場合は診断書のお金が無駄になることもあります」

と言われましたのでわたしはあまり乗り気ではなかったのですが、

家族が申請するように強く言うので仕方なく申請したのでした。

 

障害認定に関しても年金受給に関してもまずは正しい知識を取り入れることが必要だと感じました。

去年の夏に交付されましたが早速医療費を払う必要がなくなったのは本当に助かっています。

それまでは月に2万円ほどかかっていましたので

治療が続けられなくなったらどうしようかという心配はなくなりました。

 

今までに手帳をもらって他のメリットと言えば、自動車税が免除されること、

高速道路料金が半額になることくらいでしょうか。

まだ利用はしていませんが自動車の改造費用もいくらか補助があるとのことなので、

そのうちハンドルを片手で回せるグリップやシフトバーのボタンを押しやすくする装備などを

付けてもらおうと思っています。

 

都道府県によって利用できるサービスが違いますし

自分の状況によってもメリットがあるかどうかが違ってきますので、

この点でもまずは正しい知識が重要だと思います。

 

年金についても、関節リウマチと診断された時に厚生年金を掛けていましたし、

掛けていた年数も十分でしたので少しですがもらえています。

あまり出かけられないのでパソコンを使った仕事を家でして生活は出来ています。

仕事で手を使うので、手首を固定する装具を作ってもらっています。

これがあれば忙しい時に少し無理ができるかなと思います。

 

障害のためにできないことがあっても出来る事はあるので、

自分にできることを見つけていけば楽しく生活することは出来ます。

経済的にも何とかなるものなので「障害者イコール不幸」と思わないですね。

困ったことがあるならまずは色々調べることをお勧めします。

自分にあった解決法が見つかると思います。



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