身体障害者について

 

私自身も身体障害を持っており、下肢障害ですが特に右足の方です。

原因は母親の病気(風疹)でした。

そのため、生まれつきという障害を持つようになりました。

 

どんな感じかと言いますと、

右足の方のかかとが地面につかなく浮いているような感じで

アキレス腱の骨が曲がっていたというような感じです。

当時小さかったので、あまりわかりませんでした。

 

小学校2年に上がったころ、夏休みを利用して手術ということになりました。

病院での手術はこの時が初めてでしたので、怖い面や不安もありました。

 

手術を終え、ギブスをつけての生活が始まりました。

もちろん松葉杖を使用して歩行するなど、階段などの上り下りは

親や先生、クラスメイトに助けてもらいながら生活していました。

 

ようやくギブスが外れて自分の足をみると曲がってはおらずに

ちゃんとかかと部分が地面につくような感じになりました。

そこからは歩く練習を何度も繰り返しました。

 

ただ後遺症としては、走ることはできますが走り方がおかしくなるといった感じでした。

右足が外回りになるような走り方でした。

そのため、かけっこやリレーではいつもビリでした。

またそのことが原因で幼少期より、イジメを受ける事もしばしばでした。

 

中学に上がると、私と同じような身体障害者の方が何人かいました。

重い障害を持っている人や軽い障害を持っている人も様々でした。

私のように手術して良くなる場合や手術をしてもダメな場合もありましたので、

私も他人事ではないと、他の身体障害を持っている人を助けたりしました。

 

一度身体障害に詳しい人からは、人工関節やら義手義足などの説明もありました。

私の場合はつける必要はなかったのですが、

他の身体障害の方は着ける必要があればつけない場合もあったそうです。

 

最近では義手義足をつけてスポーツをしたり、

生活の支えとなったりして身体障害者の負担を減らしてくれます。

 

また身体障害者の生活にとってバリアフリー化も欠かせません。

見た目ではわかりやすい障害や見た目ではわからない障害もあります。

そのため、電車やバスなどの優先座席でのトラブルがよくあります。

そのトラブルをなくすためにも周りの人にもわかってもらうような目印のようなものがあれば、

もっと認知されるかなと思います。

 

現代の社会ではスマートフォンの普及がものすごい勢いなので、

この人は身体障碍者であるという識別コードのようなものを発行すれば、

そのような問題も解決できると私個人は思います。



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