簡単にはもらえない障害年金

私は後天性免疫不全症候群で身体障害者手帳2級を保持しています。

その病だけなら投薬治療で一般的な生活が送れますし、

障害者年金の申請なんて考えたことがありませんでした。

 

初めて障害者年金の存在を知ったのは、私がうつ病を患った時です。

もちろん仕事も退職に追われて、生活が困難になる事が一番不安である旨を

医師に相談したところ障害者年金というものがることを知りました。

 

ネット上で自分なりに調べてみたのですが全く分からなかったので、

最寄りの年金事務所に直接聞きに行くことにしました。

 

年金事務所では私が年金受給に該当するか明確な答えは頂けませんでした。

役所の人も申請をしてみないとわからないというのが本音でした。

 

そして私は申請の手続きを前向きに進めることにしたんです。

一番苦労したのが初診日の遡りでした。

私はまず障害者であることを前提して申請したので

その初診をした病院での診断書が必要でした。

しかし私は転勤が引っ越しも多く、初診の病院に向かう事が困難でした。

郵送での依頼をしましたが、それは難しいと言われ、

書類の受け取り時だけは来院するように指示を受けました。

その初診の診断書だけで1か月以上の時間がかかりました。

 

また今の医師の診断書と自分が受給に値するかのような論文も書かされました。

事務所の人のアドバイスで精神科の方でも

精神障害者手帳の発行が出来ないかと医師に相談するように指示を受けました。

しかし医師の回答は、一定期間の療養が必要である診断書は出せるが、

障害者としての認定は難しいというものでした。

 

一通りの書類をそろえるまで3か月ほどの時間がかかりました。

何よりも驚いたのが時間よりも料金です。

受給が出来るかどうかにかかわらず、書類を用意するのに1万円以上の金額がかかったんです。

当時の私にはとても痛い出費でした。

 

郵送の前に役所に人に再度確認をしてもらい書類を一式郵送しました。

どこに送ったかまでは覚えていません。

回答が来るまでも3か月ほどの時間を要しました。

 

回答結果は、私は一般人と同じように生活が出来るので障害者年金は出せないという内容でした。

納得がいかなかったので年金事務所の人に回答に関して確認に行きました。

そしたら極端ではありますが、寝たきりの状態など一人では生活が困難ない状態じゃないと

申請は下りないものだと言われました。

どうしてそれを先に言ってくれなかったのかと責め立て、愕然としました。

1万円弱と無駄な時間だけを浪費してしまったんです。

 

もしかしたら今後また申請する機会があるかもしれませんが、

今の住所は以前より病院から遠いので慎重に行いたいと思います。



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