背骨が曲がる脊椎側弯症

背骨が曲がる脊椎側弯症となった私は、背骨を立て直す手術後の現在も

身体障害者の手帳をもっているのです。

 

側弯症の装具療法を開始するのは、背骨の傾きが25度前後の場合です。

この様にしますのも、年齢や骨成熟度によりことなりますから、注意は必要です。

 

骨成熟が進んでいる場合など、25度の側弯でも装具をしない事もあります。

側弯症は前からみて脊椎が10度以上曲がる身体の状態となります。

7つの頸椎と12つの胸椎と5つの腰椎とからなる脊椎が、

前から見て10度以上曲がる側弯症の原因は色々と考えられます。

 

側弯症は、多くは原因が明らかではないのです。

原因が解らない背骨が傾いた状態を特発性側弯症といわれます。

脊椎側弯症は、機能性側弯症と構築性側弯症との2種類に分けられます。

姿勢の悪さからなる側弯は、姿勢を正すことで改善されることもあり、機能性側弯症といわれます。

また構築性側弯症と言われるものは進行を防ぐ事はできないのです。

 

医師の側は、側弯の程度が軽度である場合、この2つの側弯を見分ける事が難しい場合もあります。

側弯症の多くは成長期の子供に発症するのです。

私どもは50歳代で、自分の強いストレスから、背骨の歪みに至ったような気がしています。

 

だれでも身体にメスを入れるような手術はしたくはないものです。

しかし私は異常な下半身の痛さと辛さとに耐えれなくて、脊椎側弯症の名医に手術をお願いしました。

13時間以上の時間を掛けて脊椎側弯症のため、手術を病院で行っていただきました。

 

背骨を立て直すために、スクリューを設置したり、フックなどで脊椎を矯正してくれました。

後方と前方からの2箇所からアプローチの方法をとってくれたのです。

 

手術には、矯正した後は前側の出っ張りとなる肋骨の切除の骨と、

骨盤から採取した自分の骨を移植して、背骨位置にくっ付けることになりました。

手術していただいたことにより、今までの様な辛い症状の身体ではなくなったのです。

 

手術前までは、当たり前に自分の骨だけで暮らしてきていました。

手術後は身体障害者の手帳は、今後も一生持ち続けることになりました。

その手帳はJRの乗車券が半額であったり、船に乗る時も半額にはなります。

手術後は、背骨もまっすぐとなり洋服をきても見かけは良いのです。

でもこの身体に埋め込んだチタンなどと付き合う生活は、以前元気な時とは違い困難さもあるのです。

 

身体に力を入れて踏ん張っての行動をしないといけなかったり、

また背骨をつかってパット立ち止まることなども苦手になりました。

元気な時と違い、行動範囲は狭くなる生活となってしまいました。

 

身体障害者手帳を一生頂いているにも、手術後はチタンなど埋め込んでいることで

身体の不自由さの理由があるのです。

今では私は背骨の歪みはほんの少しとなり、身体障害者となったけれども

免疫力も高まり元気に暮らすことができています。

身体障害者が働くことができる職場で、お仕事までも出来るようになりました。



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