私の身体障害記録について

私は、生まれつき体が弱く、幼少の頃から心臓の病気ファロー四徴症の治療で手術を受け、

右股関節脱臼の手術を受けております。

しかし幼少の頃に受けた右股関節脱臼手術後のリハビリテーションがきちんと完了せずに育ち、

小学校や中学校・高校時代の体育の授業はほとんど見学をしておりました。

 

高校を卒業後に就職した会社では立ち仕事が多く、右股関節に負担が掛かってしまい、

病院で診察を受けたのですが、中学時代にもやもや病の手術を受けたことや、

その後の検査入院をしたときに発覚した血小板減少の問題もあり、

股関節の再手術を受ける事が出来ずに今に至っております。

幼少の頃に股関節脱臼の手術を受けたときは、まだ障害者手帳の取得が出来ておりませんでした。

 

現在、「変形性右股関節症」という項目で4級の身体障害者手帳を取得しております。

右足の手術が断念されてしまい、右足への負担を軽減させるために

松葉杖を使用しての生活を強いられて約15年が経過しております。

 

身体障害者手帳の取得は、勤務が10年続いていた会社からの話がキッカケでした。

当時勤務していた会社は倒産してしまったのですが、

私が松葉杖を使用しての生活を強いられて通勤時のみ松葉杖を使用する事で、承諾を頂いておりました。

 

松葉杖を使用する生活になって8年目の頃だったと思いますが、

身体障害者手帳を取得することができれば、倒産後の仕事を紹介してもらえるという話を受け、

帰宅後両親にその話をしてから、役所へ相談に行き、病院で記入してもらう診断書をもらいました。

 

会社からの話を受けてから、障害者手帳を取得するまで約3ヶ月の時間を要しました。

身体障害者手帳を取得してからのメリットは、バスやモノレールは半額で利用出来たり、

市が経営している施設では入館料が無料になったり、

その他にも国からの認定を受けている施設では障害者割引が適用される場合もある事だと思います。

 

反対にデメリットは、一般の会社での就職が難しく、

身体障害者や精神障碍者等の求人を探す事でしか仕事が探せないという事だと思います。

 

身体障害者手帳を取得してから、年金保険事務所に障害者基礎年金の申請もしましたが、

私の場合、生まれついてからの障害になるはずで、

幼少の頃からの診断書等の全記録が不足しており、障害年金の取得は出来ませんでした。

 

私の場合、病院からも立ち仕事は制限されているので、座り仕事でしか仕事を探すことができません。

世の中には私よりも体の障害が多い方が沢山いる事も知っております。

例え、一般の職場での仕事が無理だとしても、身体障害者を雇用してくれる職場が沢山あることで、

健常者と同じように働くことが出来る事に有難みを感じながら生活を送っております。



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