私の家内が障害者になって5年以上経ちました。
症状も落ち着いて病院に外出届を提出して外出することもあります。
外出する時には人の多い場所に行くと人の目が気になるので
なるべく広い公園などに行くようにしています。
広い公園では人がいてもそれほどジロジロと遠慮のない視線を感じることが少ないです。
緑の多い公園では空気もおいしいので(おいしい気がするので)
芝生や木々の緑に癒されながらリフレッシュタイムを楽しみます。
病院から外出する際にはリクライニング機能付き車いすに対応した
車いす用スロープのついたワンボックスカーを使います。
思い切って、自家用車として購入しました。
レンタカーでも同じ車種の貸し出しはありますが、毎回借りに行く時間と、
回数×費用とノーマル車両との差額を考えると購入することを選びました。
外出する時はその自家用車で外出しています。
そして、少し離れたところに車で行く際には高速道路を利用します。
この高速道路の利用では障害者手帳を提示すれば、割引を適用してもらえますが、
わざわざ人のいるゲートに並ぶより、事前に登録して障害者割引ETCの手続きを済ましておけば、
時間も短縮できますし高速道路のゲートの人の目も気にすることなく快適なドライブを楽しむことができます。
手続きをするには病院のある市町村ではなく、
住んでいる市町村の福祉の関係の窓口で必要な書類をもらって記入すれば
それほどの手間なく事務処理ができます。
どこの市町村でも福祉関係の職員は親切丁寧な対応をしてくれるはずですし、
不明点は細かく教えてくれます。
一度その登録をしておけば、そのETCカードだけで障害者割引が毎回自動的に適用されます。
人の多い箇所での人の目が気になるので郊外の公園に行く理由は
もともとは障害者に対する「変わったものを見る」ような目が気になり、それを避けていたのです。
それは高速道路のゲートのおじさんも同様で、
障害者手帳を提示する際にジロリと車椅子の方を見る目が、いい感じではなかったこともあります。
ゲートのおじさんも障害者が実際に乗っているかどうかを確認する義務があるので、
目視するのは仕事であり仕方ないですが、見られる側はなんか嫌な気がするものです。
勝手な被害者意識と言えばそのとおりなのですが、そう感じてしまうのでしょうがないですね。
きっと、ゲートの人も気を使う人は気を使ってしまい、
見られる側も見る側もなんか思うところがあると思います。
しかし、ETCでスーッと通過すればそのどちらもストレスフリーですよね、
最初の手続きの手間だけなので障害者割引のETCの登録をして、
楽しく快適で充実したドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。
おすすめです。