先天性の生まれつきによる理由、
そして事故やケガ、病気による理由で
障害を抱えている人は決して少なくありません。
現在は何もそのようなハンディを持っていなくても、
生涯にわたってそのような状況にならないと
言い切ることはできないのです。
しかしもしそういった状態になっても、
自分らしく生きがいをもって前向きに生きていくことは可能です。
障害者スポーツはそのようなハンディを抱えながらも
一生懸命に生きる人の支えとなり、楽しみとなっています。
その証拠に障害を持った人がそのスピードや距離、
順位を競うパラリンピックや世界選手権には多くの人が参加しています。
最初からここを目指してスポーツを始める人はそう多くありません。
最初はリハビリテーションの一つ、また残された能力を
発展させるためのトレーニングとしてスタートしています。
そしてそこから努力を重ねることで、大きな大会や記録会に
出場することができるまでになるのです。
スポーツはその人種や障害、性別を超えて
誰しもが楽しむことができるものです。
よって勝敗や順位だけではなく、大きな感動が生まれ
多面的な価値を持つこととなります。
障害者スポーツの種類は大変豊富で、様々なものがあります。
障害のある人だけが競技をするものもありますが、
健常者が伴走をするマラソンといったスポーツもあるのです。
加えてプレイヤー全員が車イスでバスケットボールやバレー、
アーチェリーを行う競技や義手、義足を使ってのバレー競技もあります。