身体障害者の辛さと思い。

身体障害者として、先天性の下肢障害がある私には、

歩くなど、動く事に関して、痛みや恥ずかしいと思う気持ちが常にあります。

健常者には、中々、理解しがたい痛みや辛さが、精神的な事にも響いていて、

ストレスとなる事もしばしばあり、辛い日々です。

 

一般的に、健常者が障害者をサポートすれば、思いやればと動いてくれて、

障害者からすると、有難い事です。

しかし、して頂いて嬉しく思いますが、出来ない自分が歯痒いと思ったり、

健常者だったらサポートして貰わずに自立して出来るのにと思います。

 

そして、痛みの具合です。

痛みは、常にと言う訳でもありませんが、かばって歩く方の足や腰の痛みと同時に、

左右のバランスの問題で、転倒や怪我が耐えません。

又、転倒した時に1人では立ち上がれない事もあり緊張しながら、

歩くストレスも並外れたものがあります。

 

障害者として、偏見もあり不利な思いをする事があります。

家から、一歩外に出る事で、足が悪い事が目に付き見えなくなるまで見られる

と言う恥ずかしい面が一番に嫌な思いにさせられます。

 

好きで、こんな身体に生まれてきた訳ではないのにと、

誰を恨んだら良いのか誰にこの辛さをぶつければいいのか解らず、

気が狂いそうになる時もあります。

 

そんな時は、自分が健常者になって、色んな空想を暫くして、

健常者に近付くイメージで心を取り戻しています。

 

障害者は、常に心身共に鍛えられていて、健常者には負けない位の心意気で頑張っています。

そして、辛い時には、それをバネにして強さに変えて乗り越えて行く力もあります。

 

健常者では乗り越えられない強さが人一倍あると言うところが、魅力的な事もあるので、

健常者からの偏見をこのような魅力と見方を変えて欲しいと思います。

 

若い頃に比べて、どんどん足の調子も悪くなり、

足が上がり難い、ズボンや靴下が履けない階段が登れない等の悩みや苦労が増えています。

この様に、悪化が進行して行くことで、老後の心配も増えていきます。

その不安を緩和させる為、地域に、ボランティアなどのサポートが出来る様に組織を作って欲しいと思います。

 

それと、障害者同士の支えで出来ない事をカバーし合える組織もあると

利用する人が増えて何かと便利になると思います。

小さな声が、束に成れば大きな声となり、届くと思いますが、いつもどこへ伝えたら良いのか解りません。

もっと、障害者に解り易く願いが届けられるHPなどを作って欲しいと強く思います。

もっと、国が福祉について障害者を守ってくれる法を考えて欲しいと、常に思います。

 

障害者は常に痛みやストレスに不安を抱えて生きています。

よって、障害者に優しい暮らしを保障して欲しいと強く願います。



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