私が、いつも思う事があります。
車椅子や杖をついているだけで、いろいろな人は身体障害者と認識します。
しかし、私の障害では見た目が普通なので、身体障害者と認識してもらえません。
なので、いつも、車椅子や杖の方の方は、
「身体障害者なので、手助けてください」って大きな顔をして側を通ったりしています。
しかし、車や杖を使っていない私は、手助けして欲しいのに誰も手助けをしてくれません。
見た目で分かる障害者が、見た目で分からない障害者に対して、
「そこ、邪魔。車椅子が通れない」などと怒鳴ってきて、
私はバランスの障害があるので「出来ません」と言うと、突然豹変して、
「身体障害者が、優先!!どけ!」って言ってきました。
そして、つばをかけられました。
勿論、このとき警察を呼び、警察の方に対処していただきました。
他にも、私の市で気づいた事があります。
戦時中に生まれているおばあさんは、
よく「近頃の若者は、体の不自由な人に対して態度がなってない」って言いますが、
これをそのまま、そのおばあさんに言いたかったです。
私は、身体障害者手帳を使いバスを降りました。
そうすると、そのおばあさんたちは、
「あの子見て!見た目普通やのに身体障害者手帳を使ってる!」って指を指されました。
私が身体障害者になったのは、18年目を過ぎましたが、やはり、心が傷つきます。
最初の頃は、めちゃくちゃショックで「外を歩きたくない!出たくない!」って思いました。
私が言いたい事は、「最近の子供は・・・」って言うより、
私が住んでいる市では、おばあさん達の方が見た目で分からない身体障害者にひどい事を言ってきます。
この18年、いろいろな経験(人からの見られ方・言われ方)をしました。
見た目で分かるから・見た目で分からないからだけで、人は判断するんだと認識しました。
病気になり身体障害者として生きてきていますが、今でも心が折れる場合もあります。
主治医やリハビリの先生に、「見た目が普通だから、損をする事が多い」と、
私の今までされてきた話を聞き言っていました。
一応、杖はリハビリのときに使用してみましたが意味が無かったので、
杖を購入しただけにとどまっています。
「この杖をわざと使用すれば、身体障害者として手助けしてもらえるのかなぁ」
なんて事も、私なりに考えました。
でも、「私が私ではない」と、やはり思ってしまい、
結局、杖で身体を支えるぐらい体調が悪くなった時に使用するようにしています。
見た目で損をするのは、もう嫌です。
私の経験から、若い人たちの方が、私は、人を傷つけないと思います。
竜次
自分も見た目が普通な知的障害者です
見た目が普通だからこそ、周りは残酷ですよね
あなたの文章が痛いほど共感できます
お互いに辛いこととかあると思いますが
1人じゃないです、一緒に頑張りましょう
みやび
僕も見た目でわからない障がい者です。身体ですが手が不自由なのであまり気づかれることもないです。膠原病の一症状で手が不自由なだけで、その他の症状で肺炎、不整脈、逆流性食道炎と障害認定されていない部分の方が深刻な状態です。車いすでも運動ができたりする人をうらやましく思っています。通勤でバスを利用していますが、優先席に座っていると変な目で見られます。毎日のことで慣れてしまったというか、図太くなったというか・・・。何か言われたら世の中にはいろんな体調の人間がいること、見た目でわかる障がい者と差別をしていることを諭しています。いろいろ損な部分はありますが、頑張りましょう。