私は、脳出血を起し、左側に麻痺を持つ身体障害者です。
入院中は身体を治すためにリハビリを頑張ってきました。
退院しても「麻痺が治る」事を信じてリハビリを頑張ってきました。
ある日、テレビを見ていたら「脳性麻痺」についてのテレビ番組があって、
麻痺回復には、「入院中の時間(発症してからすぐ)が勝負。」と言っていました。
確かに私もそのような経験をしたのでその情報には、納得しました。
私は「左側に麻痺がある」上に「声も出なかったのです。」
なので、入院中の医師やリハビリの先生、お見舞いに来てくれた家族、
友達へのコミュニケーション方法は、
五十音(あいうえお・・・ん)までのボードを使って伝えてました。
どんな感じかと言うとドラマの「1リットルの涙」というドラマの内容であったような事をしていました。
しかし、懸命に人に言葉を伝えようとしていくうちに「声が出るようになりました。」
声が出始めたころは、たまに「かすれ声」になって居ましたが、今は普通に出るようになりました。
ただ、医師から「高音障害」と言われて、
「高い声を出そうとするとかすれて、声が出なかった時期の声の状態になります。」
それを出来た私は、「もっと回復してやる」と言う気持ちが強くなり。
車いすを使う生活から抜け出すために「歩行練習」や「階段昇降」を頑張りました。
それらも、だいぶ出来るようになってきたので、今度は「手作業」のリハビリをしました。
聞いたところによると、脳性麻痺で「手の回復」が一番難しいらしく、
その理由は「細かい作業が出来るから脳神経が一番、複雑な場所だから・・・。」
とOT(作業療法士)の先生やリハビリ医師に説明を受けました。
しかし、私は少しの可能性を信じてリハビリを続けてきましたが、
今年で脳性麻痺になって10年目を越えるので、
「そろそろリハビリ中心の生活から仕事でも始めようかなぁ」
と思い自分に無理なくできる仕事を考えた時に、
「パソコン入力」の仕事というのに気づき、
パソコンの資格を取り(MOS【モス】のWord(ワード)とExcel(エクセル))に行き、
2つとも合格して、今パソコンを使った「ライター」の仕事(Web(ウェブ)ライター)があると言う事を知り、
今現在は、元々、フィットネスクラブのインストラクターもやっていたので、
「ダイエット」についてなどの「Web(ウェブ)ライター」としての仕事に生かしています。
もっと、いろんなことを勉強していろいろな内容の文を書いて投稿できるように勉強しています。
その勉強法は図書館などに行き情報集めをしたりしています。
最後に、「人は『気持ち』で変われる」と思います。