障害者と言っても、
実は大きく分けて3つあります。
一つが身体に障害を抱えた身体障害者、
二つ目が精神に障害を抱える精神障害者、
そして三つ目が知的障害者です。
様々な施設では、障害者等専用駐車場を設けていますが、
身体障害者とひとくくりにせず、
中には利用対象者を絞っているところもあります。
精神障害者や知的障害者は、運動的な障害がない人も多くいるため、
健常者と同じ駐車場を利用しても全く困りません。
そのため、身体障害者のみ利用が可能な駐車場もあります。
身体障害者で、杖や車いすを利用している場合、
どうしてもドアの開閉にスペースが必要となってきます。
よって、障害者等専用駐車場では、両サイドを広く開け、
利用の妨げにならないように配慮しているのです。
また、こう言った駐車場の周りはスロープが設けられており、
移動をスムーズに行うことができます。
しかし、最近健常者なのに障害者専用の駐車場を使う人が増えてきました。
また、多少お年をおめしていても、足腰の丈夫な人が
障害者用の駐車場を利用する姿が見られます。
車いすを利用する人や、杖を使う人にとって、
通常の駐車場のスペースでは乗り降りができないのです。
近年は出産を控える妊婦さんにも
こう言った駐車場を開放する動きが出ています。
障害者専用の駐車場は、数に限りがあります。
本当に必要な人の手に、必要な助けが届くよう、
施設が設けている利用対象者などのルールを守る必要があるのです。