障害年金を貰うまで

妻が身体障害者になって3年目を迎えました。

病名は多発性繊維筋痛症という難病で治療法の無いまま、

痛み止めのみの服用で日々をすごしています。

 

障害者手帳を貰って、医療的な負担は減りましたが

(私の住んでいる市は 月4回まで200円で治療を受けることが出来ます。)

やはりオムツ等の介護用品代が思ったよりかかり、生計はかなり大変でした。

 

そんな時、ある記事で障害年金の事を知り、申し込む事にしました。

地区により違うとは思いますが私の住んでいる広島県には

障害年金を専門に扱っている労務士の先生がいらっしゃって、最初は無料相談に行きました。

そこで詳しい説明を受けましたが、確実なことが1点。

「個人で障害年金の申請をする事はまず不可能」という事です。

手続等がかなり面倒なので検討されている方は労務士さんに依頼することをお勧めします。

多少の違いはありますが、私の依頼した先生は、

着手金1万円、成功報酬として2か月分の障害年金のみという良心的な価格でした。

別途、病院の診断書が5千円ほどかかりますが費用はそれだけで済みました。

 

申請から受理までは4か月

(先生に言わせるとかなり短期間、通常は半年ほどかかるらしいです。)

で終了しました。

もちろん、その間は市役所や病院に何度か通ったり、

労務士さんと打ち合わせをしたりと多少の労力はかかりましたが

私の場合、市役所4回、病院3回(通常の治療除く)労務士さんとの打ち合わせ2回

(電話では何度もやり取りしましたが)で完了しました。

 

そして肝心の受給額ですが1か月8万円強の障害年金を頂けるようになりました。

障害年金は2か月に1度の振り込みになります。

障害年金は障害のランクや病気にもよりますが更新があります。

不正受給者もかかり多いのが現状だそうで、

年一度の診断書の提出が必要となる場合が多いらしいですが

私の場合は病院の先生が忙しかったこともあり、

前回の診断書の丸写し状態だったのでかなり楽に更新を行うことが出来ました。

 

注意点ですが診断書の再提出の通知が来てからの提出期限は一か月ありません。

病院の先生でもよほど慣れた先生でない限り、記入漏れなどがあるので(私も二か所ほどありました。)

通知が来たら、すぐに準備を始めたほうが無難です。

 

私もそうですが、障害者の方と家族は肉体的にも精神的にもかなり大変です。

金銭的に少しでも余裕が出来ると障害者本人も気が楽になります。

今では私も収入ある!!と言って威張る時もあるくらいです。

まだ、障害年金を貰ってない方は是非、労務士さんに相談されることをお勧めします。



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