行政の対応についておもうこと

日頃から疑問に感じていたことですが、

身体障害と認定を受けると交付される身障者手帳、

交付を受けることで身障者の生活に優しくなっているのか考えてみたいと思います。

 

 

行政からの対応の疑問

身体障害手帳の等級が2番めに高いものを支給されている親族がいます。

足に障害があり、外見上ふくらはぎの部位に奇形、足の長さも異なるようです。

走行、運動はできんし、歩行も限られているというのに、自動車の運転は許可されています。

 

とくに辛そうなことが、行政への申請手続きのたびに動き回らねばならないということです。

家族の社会保険、税金の支払い、所得証明書などなど、市役所へ行かねばならない用事が山ほどあります。

春夏秋冬行政に振り回されている姿を目にして、障害者手帳の配付の意味を考えてしまうのです。

 

せめて、行政手帳を配偶者やその家族の代わりの人に依頼できる権利や、

省略化、簡略化を心がけてくれればいいのにと思います。

この点において、行政サービスはどのようなスタンスであるのか、行政ごとにサービスが異なるのか疑問です。

 

障害への計らいが出来ないのであれば、せめて世帯主が障害者手帳の交付を受けている場合において、

代理人かつ、その家族に手続き権利を渡してあげればいいのにと思います。

 

 

営利目的の企業において、障害者手帳の意味

コンビニやスーパーマーケット、行政にいくと必ず身障者用の駐車スペースがありますが、

身障者でも使用していないことも多いという事実があります。

あきらかに、身障者である場合でも、「周囲に遠慮している」「身障者と思われたくない」「注目されたくない」

などその心中は計り知れないものです。

 

映画館の割引サービス身障者が1人で割引サービスを利用して映画をみることも少ないと思います。

家族で映画に行く際に、「そういえば。。。障害者手帳の割引サービスがあるね」

くらいの消極的な使い方がほとんどでしょう。

 

 

最後に現金支給のこと

身障者のメリットと考えられがちですが、実際の障害と比較しても適切な額というわけでもなさそうです。

等級によっても異なるという支給額は、健康であれば得られたであろうという

所得額を計算しても不足していることも多いようです。

なによりも、身障者と認定を受けることになるのですから、其れは大変な心境のようです。

 

他にも身体障害割引というのは存在していますが、

営利目的では利用するか否かといえば利用されていないことが多いようです。



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