祖母が緑内障で全盲になりました

健康には、かなり自信を持っていました祖母が緑内障になり、だんだん視野が狭くなっていきました。

この時に、無理でも眼科医を定期的に通院していれば祖母の目はまだ見えていたのでしょう。

でも、私も自営でまともな休みが取れない。

祖母は医者嫌いで、通院も中々行きたがらないし眼圧が上がっても、手術は嫌だと言い続け、

目薬だけで治療していました。

 

無理やり何回か眼圧低下の手術と眼圧低下もあって頼み込んでしてもらった白内障の手術も

眼圧を下げたのは、一過性でした。

いよいよ、見えにくくなって再度眼圧を下げる手術をしたが

眼帯を外しても祖母の目は、まともの見えなくなりました。

手術をすれば、クリアな視界になると思い込んでいました祖母はそのまま寝たきりになりました。

 

医師は、目も鍛えられるから景色を見てねと何度も何度も言ってくれたが

祖母は医師のいう事は、何一つ守りませんでした。

守らせなかった私のせいで、祖母は失明した。

 

そして、あんなに外交的だった祖母の足腰は弱り食事も以前のように、してくれりなくなりました。

やせ細る祖母にあれも、これもと頑張ったが体重減少は止められず、

親戚からイヤミを言われるようになりました。

足腰の弱り寝たきりの祖母は当たり前のように痴呆症になっていきました。

3年は家族で介護をしたから4年目からはメインで介護していました

 

私の姿に同情した近所の人がケアマネジャーを紹介してくれ、自宅にヘルパーさんを呼んだ。

全盲になった祖母に障害者手帳を取れば?と言ってくれたのは、

内科で自宅に来てもらていた、かかりつけ医ではありませんでした。

眼科医は申請をしてくれました。

慣れない事なのに、してくれました。

その前に通っていました内科医も教えてくれませんでした。

 

市役所に申請に行くと障害者手帳は頂きましたが、

「還付金は月に700円です」以外の説明はありませんでした。

その後、祖母が亡くなるまで2年かかりつけ医にも、肺炎で緊急搬送された病院にも

後期高齢者の保険書と障害者手帳などは全て見せていましたが、医療費はちゃんと払っていました。

障害者手帳を持っている人は医療費が無料になると言ってくれたのは、

祖母の最後の入院先のケアマネジャーだけでした。

 

緊急入院した病院の医師、看護士らは祖母に暴言を言い続け点滴を外したまま、春先に窓を開けました。

何度も閉めても、開け寒がるので布団やバスタオルを掛ければ必ず剥ぎ取ってしまうからです。

肺炎で入院して、肺炎を悪化させられたからです。

 

指定の病院に転院しないと言った日から2週間ずっと自力で転院先を見つけ、

わずか4日間で祖母は亡くなりました。

ただ、その病院では「いじめないで、止めて~」とは言わずに眠るように、

手を握っていましたのに気づかないほど穏やかに逝ってしまいました。

その病院だけが、障害者手帳の医療費無料を教えてくれました。

 

1ヶ月以内は申請できると言われて前の病院の事務員に言うと「ちっ」と舌打ちをされました。

知っていたんですね。当たり前ですが、、

2年分の医療費は安くはありませんでした。

その間に、何度か入院もしています。

一応、謝ってましたが戻るはずもありません。

 

他にもリフォームの補助など市役所も何も教えてくれません。

介護も医療も自分で調べないといけません。

不正受給がある中で、本当の障害者と家族は泣いています。苦しんでいます。

受け取るべきもの、受けるべき恩恵を受けるのは当然なのです。

80過ぎまで働いて祖母が受けた恩恵が障害者用の駐車場使用だけなんて待ちがっていますが、

自分たちで動かなければそのままです。



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