身体障害者というと何となくネガティブな人が多くというイメージが強くありました。
しかし、健常者であってもネガティブな人はネガティブですしポジティブな人はポジティブです。
身体障害者であってもポジティブな人はたくさんいると言う事を知りました。
身体障害者の人の仲に「イジメを受けた。」というコメントを聞いた事があります。
確かに、身体障害という事が理由でイジメの原因になってしまうと言う事は少なからずあるかもしれません。
しかし、健常者といわれる人達を見ても同じ事が言えるのではないでしょうか。
原因は肥満などの体型の事であったり、親が離婚をしている事が理由であったり、
性格的な問題であったりとイジメになう原因は様々です。
ただ、そこを乗り切れるかどうかが、個人の性格なのだと思いました。
イジメにあったから身体障害についてマイナスに捉えてしまうと言う事ではなく、
そこを上手くポジティブに乗り切れる人はたくさんいると言う事を知りました。
知るきっかけとなったのは、各地域で行われている「健康フェスタ」です。
市区町村の主催する体験型スポーツに障害者スポーツを体験しようというコーナーが多く設置されています。
障害者スポーツをしている人達は、その競技をしている間は同じ条件の下スポーツをしているのです。
その中でリーダーシップを発揮している人も多くいました。
当然、健常者の人達は今までに体験した事のないスポーツを体験するわけですから、
障害を持った方々が“先生”に当たるわけです。
そうした人達と接していく中で、身体障害者であっても
ポジティブに活動をしている人は多くいると言う事を知りました。
健康フェスタがきっかけで、東京都の障害スポーツセンターで活動している
障害者スポーツに参加をする事にしました。
あくまで健常者のボランティアではなく、同じ条件で一緒にスポーツを行います。
健常者のスポーツでも同じですが、ミスをしてもポジティブに次のことを考えられる人もいれば
ミスに落ち込んでしまいネガティブな方向に捕える人もいます。
こうした経験から、身体障害という障害をもっていても人は人。
物事の捉え方は個人の性格だと言う事がわかりました。
しかし、スポーツを積極的に行っている人はスポーツ中に多くのことを考え笑顔をたくさんみせてくれます。
もしかしたら、社会では窮屈な思いをしながら働いているかもしれませんが、
スポーツの場では開放されるのかもしれません。
そうした一面を見ていると、障害者であっても性格は個人によるし
アクティブに活動できポジティブに物事を考えられる環境が必要だと感じました。
身体障害者の方がポジティブに物事を考えられる環境を提供する事が、
社会の中では必要なのだと感じました。