お願いすることは悪いことではない

私は両手が使えない身体障害者です。

障害を持つ前は五体満足で

なんでも自分の思ったように体を動かせていたので

障害を持ってからはむずがゆさを感じていました。

 

仕事もできないので年金をもらいながら暮らしています。

ずっとうつむいて家にこもっていました。

 

しかし、ある時、家に猫を貰ってきたことで私の考え方が変わります。

猫が可愛くて、猫におやつを買ってきてあげたい、猫と散歩に行きたいと考えるようになります。

でも、外に出るには誰かの助けが必要になります。

物を持つこともできなければ、ひとりで何もできないのですから…

 

そこで、私がお願いしているのは「移動支援」というヘルパー制度です。

家にこもっていた私が外に出るようになったきっかけと使用している福祉サービスです。

これを機に外へ出るようになった私は

外食やショッピングなど普通の人と同じようなことができるようになりました。

 

食事の時のお手伝いやトイレ、買い物など手を必要とする時に

移動支援のヘルパーさんにお願いするようにしています。

 

最初はすごくむずがゆかったです。

いままで自分でできていただけに恥ずかしいとか申し訳ないという気持ちがありました。

でもヘルパーの方もとても気さくでいい方でした。

私の気持ちをくみ取ってくれてトイレの時など「見ていないからね」とか声をかけてくれるんです。

 

その他の時も楽しくお話をしてくれるので次第にそのヘルパーさんと合うのが楽しみになっていきました。

行きたいところややりたいことを聞いてくれてお手伝いしてくれるんです。

そのこころよい対応に私も心を許していくようになりました。

 

食事の時も「もう少し小さくしてもらえますか」と声をかける前に

気を配ってくれて小さく切って口に運んでくれます。

 

また、バスで移動することが多いのですが、

手が使えないのでバスの手すりにつかまることができないんです。

でも、席を空けてもらって必ず隣に付き添ってくれます。

いつも笑顔を絶やさずそばにいてくれることに安心感さえ覚えました。

 

もちろん料金は発生するわけですが、

障害の等級と行政の福祉サービスですのでそんなに金額も高いわけではありません。

 

お互い気持ちよくいるためには、

やっていただいて「ありがとう」という感謝の気持ちを常に忘れないことだと思います。

そういうサービスを利用していると言えばそうですが、

やっぱりお互い人間ですから気持ちよく時間を過ごすためには

そういった気持ちを忘れないことだと思います。



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