状態は変わらないのに障害年金が減額された!

身体障害を持っていて障害年金を受け取っておられる皆さんに、私の体験談をお話ししたいと思います。

障害年金を受け取れるようになってから数年たって、

障害状態確認書と言う書類が届いて機能を再測定したり主治医の診断書を取って提出したことがありますか?

もしもそれがまだと言う方は、ぜひ読んでほしいと思います。

 

障害状態確認書と言うのは、障害を認定しても

それがずっと固定するものではないという考え方に基づいています。

認定後も人によっては改善することもあり得るので、

それを確かめるために身体機能を再測定をして診断書を提出させるのです。

何年後にこれが来るのかは、障害の性質や程度によって違うため人によって違うそうです。

精神的な障害はこの期間が短い傾向のようです。

 

私の妻(現在61歳)は身体障害2級で障害年金1級をもらっていますが、

3年ほど前にこの障害状態確認書と言うものが来ました。

12月の上旬に来て、提出日は1月末でした。

ちょうど年末年始を挟んで病院の休診日が多い時期です。

診察と再測定の予約を取りましたが、予約が取れたのが1月半ば。

 

ところがそれまでお世話になっていた主治医の先生が12月末に転勤になってしまったのです。

それでもちゃんとした病院だから以前と変わらず同じ結果が出るだろうと、

何も気にせず再測定して診断書をもらって何の疑いも無く提出しました。

なにしろ本人の障害の状態は最初の時から何も変わっていないのですから。

 

ところがその後来た認定書には、

「症状が改善されていますので障害年金は2級に変更されました。」

と信じられないような通知が来たのです。

本人の状態は何も変わっていないのに、あなたは良くなっていますと言われたのです。

 

こんな馬鹿な事を想像もしてなかったので、測定結果や診断書のコピーすら取っていません。

早速年金事務所に行ってそのことを訴えると、

異議があるならこちらへ申し立ててくださいと、

よくある事だと言わんばかりに「社会保険事務局社会保険審査官」という人の連絡先を教えてくれました。

こちらの方は少人数でたくさんの事案を処理されているとのことで、なかなか前へ進みませんでしたが、

丁寧に事の成り行きを説明した所、再測定して診断書をもう一度出し直すようにしてもらえました。

 

病院の方にも直接そういう意向が伝えられたようで、再測定の時はピリピリしていました。

そして再度測定結果と診断書を添えて提出した結果、ようやく元の1級の資格に戻してもらえたのです。

この間8か月、その間は2級の障害年金しか出ませんでしたが、当然その差額は次の年金で戻ってきました。

 

この事で私が痛感したのは、役所は書類しか見ることが出来ないという事です。

当然と言えば当然ですね。

ところがこっちは本人をずっと見ていて、何も改善していないと思い込んでいます。

後で最初の測定結果と診断書を見て、呆れるほど現状と違うコメントがされているのを見ました。

本人が何も変わっていなくても、書類の書き方ひとつでどうにでも変わってしまうと言う事なのです。

 

ですから測定は慎重に、そして測定結果は十分目を通して、

おかしいと思った所はその場で疑問を指摘することが絶対大切です。

そして、できれば信頼できる主治医に診断書を書いてもらうという事です。

 

みなさんが今もらっている障害年金は、

障害の状態が何も変わららなくとも書類の書き方ひとつで減ってしまうかもしれないのです。



身体障害者手帳 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL

CAPTCHA