障害者になると気落ちしますが、あきらめず目標を持ってすれば何でも出来ます。

自身が肢体不自由障害、2種2級の重度身体障害者です。

障害を持つに至ったのは38歳の時、頸椎後縦靭帯骨化症という国指定の難病を発症し、

頸椎の3,4、5番目付近の脊髄が骨化した靭帯によって圧迫されている為に

首から下(特に左手足)の動作が不自由となり、

圧迫を取り除く為の手術をしましたが回復するに至らず、障害者となってしまいました。

 

入院先の整形外科部長が市の身体障害者の認定医を勤めていた事もあって、

通常身体障害者の認定には、それを担当している機関に行って審査をしてもらう必要があったようですが、

私の場合は症状的に無理と判断してくれたのか、

ケースワーカーさんの計らいで病院で部長さんの審査を受け

、それに基づいて市から肢体不自由の二種二級に認定してもらい、

身体障害者手帳を交付して貰いました。

 

後で聞いた話ですが、認定機関は私の住まいからは随分と遠くにあり、

もしそこまで行かなければならなかったとしたら、大変だったという気がしたのを覚えています。

 

身体障害者手帳を持つ事によるメリットは、

第1は障害者割引の適用が受けられることです。

ほとんどの公共施設、民間の大部分が割引料金、場合によっては無料で利用出来る所もあります。

 

利用や入場料が少額の場合はそんなに目立たないのですが、

高額の場合、例えばユニバーサルスタジオジャパン、

通常大人1人7400円のところ、本人とその介護者1名が半額です。

つまり丸々1名分が無料で入場出来ます。

これって大きいですよ。

 

それから高速道路の料金も距離に関係なく半額になります。

時々田舎に帰る為に長距離走行する機会のある私にはあり難い割引制度です。

この他に割引対象のものは無数にあります。

 

 

メリットの2番目は、税制上の優遇措置がある事です。

昨年の税制改正によって配偶者控除が廃止され、扶養者控除も見直された中にあって、

障害者控除はそのまま残りました。

普通傷害者、特別障害者控除、これがあるので課税額が少なくなる他、

もし課税対象外となればそれによる他のメリットがたくさんあります。

 

例えば国民健康保険料、住民税の非課税者にはそれなりの保険料の減免措置があるのです。

これは1例です。

 

 

メリットの3番目は、諸手続きの際障害者手帳提示により優遇されるケースがある事です。

例えば公共住宅への入居申請等の際、本人又は家族に障害者がいる場合に優遇措置がある所もあります。

これらのメリットは1例でその他にも最あると思いますが、私も全てを把握している訳ではありません。

 

 

次に障害者になって日常困る事についてですが、

元々健常者であった私としては、健常者として普通に出来ていた事で、

障害者になったが故に出来なくなった事は全て困る事でした。

 

でしたと過去形にしたのは、それはどうにもならない事だからです。

自分の現状を受け入れ慣れるしかありません。

元のようにしようとしてもそれは所詮無理な話です。

現状の障害状態でどんな事が出来るのか、今出来ない事がどういう風にしたら出来るようになるのか、

それはやり方であったり、道具を使ったりであったりとか、

場合によっては家や車を改造してとかいろいろ考えられます。

まず自分の障害状態を受け入れ、決して悲観する事なく工夫して行けば何とかなるものです。

 

障害者年金は、身体障碍者になったその年に申請し受給しました。

等級の認定は本人からの申請書と医師の診断書に基づき、日本年金機構が審査をして決定するので、

等級決定に本人の意思が反映される余地はありませんが、

申請や医師の診断内容は数値の記述が多く、

数値には現れにくい症状やその変化等を医師の診断書に出来るだけ記述してもらう事をお勧めします。

 

仕事に関しては私は恵まれていました。

家での体力回復療養後、職安の紹介で入社させてもらった会社が理解のある会社で、

出来る事をしてくれればいいということで、すわったまま出来るコンピュータ入力の仕事をさせてくれました。

おかげで定年まで勤める事が出来ましたが、最近障害者雇用に理解のある企業が増えてはいますが、

私のように恵まれる人はそうはいないと思います。

 

私は、思うように体が動かず身体障碍者になった時は正直言ってお先真っ暗な心境でした。

いっその事と思った事も正直ありました。

でも子供の存在が私を奮い立たせてくれました。

私が障害者になった時子供はまだ小学生だったので、この子供達が大きくなるまで頑張ろうと、

子供達を育てる事それが目標となって頑張れた気がします。

 

障害者の方全てに子供がいる訳ではありませんが、目標を持つ事は出来るはずです。

ですから何がえきるのか目標を見つける、それが大事な事とつくづく思います。



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